前回の記事の最後で「もう8月終わりだって」って書いていたんですけど、気づけばもう9月が終わりそうなんですよね。どうなっとる?
しかも最近2連続で台風きたりして、急に寒くなったと思ったらまたちょっと暑くなったりして令和くんの天気操作の下手さに泣いています。
なおTwitterには投稿しましたが、本日、9月25日はリタちゃんのお迎え記念日。
本当はもっと早くにこの記事を書くつもりだったんですけど、ここ最近の生活があまりにもやばすぎて、体調が死んでいたり、頭が回らなかったりしてなかなか手につかず。
ならタイミングいいじゃんということでもう今日書いてしまおうとなったのでした。
ただの不摂生なので心配はいらないよ。自分のせいだよ。
さて結構期待高まってるらしい(?)リタちゃんのお迎え秘話、いきましょう。
今回も長くなる気がする~~~~!
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前回、旦那が猫を迎えに行くため(他にも理由はあるけど)に免許を取った話がありましたが、そこからお迎えまでは実は少し間が空いておりまして。
最初、多頭飼いするなら性別はどっちにしようと悩んでいたのですが、半分くらい偏見かもしれないけど、私のフォロワーさんの傾向を見るに、同じ性別同士の方が仲が良さそうな感じでした。
そのため最初は男の子を迎える予定でずっと探していました。
猫種はやっぱり、ノルウェージャン、メインクーン、ラグドール、ラガマフィンあたりの大型長毛種。
これ飼ってる人にはわかってもらえると思うんですけど、正直、一度大型長毛種をお迎えしたら、もうそのもふもふの気持ちよさからは逃れられないんですよね。
これに関しては私も旦那も意見は一致していて、でもせっかくならノルじゃない子をお迎えしてみたいよね~みたいな感じでした。
フォロワーさんに聞いた「猫種によって毛質もちょっと違う」という話も気になっていました。
気になる子をお気に入りに入れては他の子をまた見つけて比較してみたり、そのブリーダーさんのレビューを読んでみたり…
この頃は、毎日何回もブリーダーサイトを覗くのが日課になっていました。
そんな毎日を送り、いろいろな子を見ていて思ったこと。
それは、「テオくんにはどんな性格の子が合うんだろう?」というものでした。
ネットで相性について調べても、それはテオくんのことではないし、完璧に当てはまるわけでもないからなかなか難しい…
「実際にお迎えしてみないと本当の相性は正直わからない」っていうのも頭ではわかってはいました。
わかってはいても、少しでも不安や悩みの種を取り除きたい…
そして私がとった行動、それは"テオくんのブリーダーさんに聞いてみる"でした。
テオくんがうちにきたのは2か月になる前です。
お迎えする前にブリーダーさんから言われた「甘えん坊で、かまってちゃんで、さみしがりや」がテオくんの性格そのまんまだったので、そんな短期間で完璧に性格わかるなんてブリーダーさんってすごいんだな~と思った記憶があります。
そりゃもちろん、猫のことなら私よりたくさん知ってますし、そのブリーダーさんのところではケージ飼いではなく一緒に生活している感じだったので、より性格がわかったのかもしれません。
でも私より知識があって、それだけ信頼がおける方だったので、参考になるかなと思って聞いてみました。
ちなみにさかのぼってみたら、このやり取りは9月19日に行われていました。
(以下ブリーダーさんとのやりとりやや省略してます)
私
「テオくんの遊び相手としてもう一匹お迎えしようと思っていて、性別や性格はどんな子がいいのかご意見お聞きしたいのですが…
膝の上に乗ってくるような子がいいよねって話してはいるんですけど、それだとテオくん嫉妬しちゃいますかね?」
ブリーダーさん
「遊び相手として迎えるなら、もうテオくん1歳なのでできるだけ早めがいいですよ。
ちなみに女の子の方が甘えん坊の子が多いですし、せっかくなら次は女の子どうですか?
女の子は体の柔らかさとか全然違いますよ!
正直テオくんはテオくんで我が道を行くと思うので、男の子でも女の子でも大丈夫だと思います。
なので、膝に乗る子をお迎えしても大丈夫だと思います。」
とのこと。
「正直テオくんはテオくんで我が道を行く」っていうのを聞いて「あ~~~さすがわかってるな~~~」という気持ちになりました。いやほんと、その通りで。
そしてまさかの女の子をここでおススメされてびっくり!
男の子しか眼中になかったので「マジ?」という気持ちで、焦って女の子を探し始めました。
というか、完全な偏見なんですけど、勝手に男の子の方が甘えん坊だと思っていました(もちろん個体差があるとは思うけど)
あと「女の子の方が体がやわらかいだと…?猫だしテオくんすでに体柔らかいんだけど…?さらにやわらかいの…?」と謎の興味がわいてきていました。
今回は免許取りたての旦那の運転で迎えに行く気満々だったので、できるだけ旦那にも負担のかからないような距離の子をお迎えしたかったのもあり、そこも割と重視して見ていたのですが、旦那的には「どこでもいくから気にしなくていいよ」とのことで。
あなたこの前「1時間の運転でも気張るからめっちゃ疲れる」って言ってたじゃない…と思いながら聞いていましたw
ちなみにテオくんお迎え話の時にも書いたんですけど、実はブルー系(グレー系)が見た目的に好きだったのに一匹目がまさかの茶系だったので、次こそはブルーやブラック系の子をお迎えしたいと思っていました。
もちろんそれ以外でもかわいいなと思った子はお気に入りに入れていたのですが、この時期、ちょっと影響を受けたものがありまして。
それは、テオくんをお迎えする前から猫好きの旦那が見ていた、あつしさんという方のYouTubeチャンネル。
有名なので知っている方も多いのではないでしょうか。
ティガー、ロビン、ニックという3匹のねこちゃんと飼い主のあつしさんのチャンネルなのですが、みんな捨てられていた子や保護猫です。
2021年の4月にニックが亡くなってしまい、その後8月にお迎えしたのが保護猫のベルちゃん。
このベルちゃんが三毛猫でした。
この頃まで三毛柄に特に何の感情も持っていなかったのですが、更新される動画を夕飯を食べながら見ていたりしたら、三毛柄もかわいいなといつのまにか思うようになっていました。
てか三毛柄って唯一無二の柄じゃん、ちょっとよくない?みたいな現金な考えもありました。
そしてこの時、すでに探し出してからまあまあ時間が経っていました。
女の子を視野に入れて探しだして数日後に、旦那が「早めの方がいいっていうならもう決めちゃおう」ととんでもないこと言いだしまして、この時にお気に入りに入れていた子の中から選ぶことに。
膝に乗ってくれる子がいいなあとは思っていましたが、「スリスリしてくる子はいても膝に乗ってくる子はあまりいない」と実はテオくんのブリーダーさんに言われていたのもあり、この条件はほぼ諦め気味。
お気に入りの中でも、この子は特に気に入ってるみたいな子が何匹かいて、しかもそれぞれ別の猫種でした。
もうほんとに、ラグドールもなかなか気に入ってる子がいて、それはもうとんでもなく苦しむくらい悩みに悩んでお声がけしたのが、三毛のノル。
三毛柄だけど、柄の入っている位置はテオくんと同じような子でした。
毛色「ブラウンマッカレルトービィー&ホワイト」ってなに呪文?てか三毛は三毛じゃない正確な名前があるの?と思ったり。
サイトに載っていた写真のなんだかぽてっとした感じがかわいらしくて、旦那も見た中だとこの子だなと決まっていたようなので、ブリーダーさんに問い合わせをしました。
私
「この子のことが気になっています。
甘えん坊でかまってちゃんなオスのノルウェージャンの妹としてお迎え予定です。
この子の写真や動画は他にありますでしょうか?
抱っこはお好きでしょうか?
性格はどんな感じでしょうか?
瞳の色は何色でしょうか?」
※など他超質問攻め
ブリーダーさん
「すぐそばに寄ってくる甘えん坊の子です。
抱っこも普通にできます。
瞳はグリーンゴールドです。
多頭飼いも大丈夫な子です。」
本当に、この後もめっちゃ質問した。
不安点も解消されて、動画も送られてきて「ヒェーンかわいい;;」ってなって、そのままお迎えすることになったのですが、実はこの問い合わせをした日が9月21日。
テオくんのブリーダーさんに相談してから2日後。
そしてお迎えは土日希望で決まった日時は9月25日(土)。早すぎ。
スピード婚ならぬスピードお迎え。
自分で言うのもなんですが、この夫婦、変なところでやたら思い切りがいい。
そしてお迎え当日。
何も知らないテオくんのブラッシングを終えて、余裕をもって出発。
向かうは東京都心、事前にナビで調べたら車で1時間くらいのところでした。
ナビに沿って向かうも、東京都心は走ったことがないので「道が狭い」「車が多い」「なんか道がわからん」などの理由でもう常に緊張してて。
ナビに「次の交差点を左斜め後ろ方向です」とか言われたときは二人で「何それ???」ってなりました。
あと上から見た図なので、首都高とかの道路が上を走ってると道路が見づらいんですよね…
信号とか、そこでは当たり前だけど他から来たらどう曲がればいいのかよくわからないみたいなのも結構あるし。
あとなぜかちょっと渋滞したりしてて、着いたのは1時間半後くらい。
近くまで来たけどよくわからなくて、電話して近くのパーキングに停めて、おうちに向かってピンポン。
玄関を開けたらそこは、ノルウェージャン幸せワールドでした…。
ノルウェージャン専門ブリーダーさんなので、ノルしかいないのですが、玄関にすでにノルちゃんがたくさん。
1歳前くらいの子もいれば、成猫の子もいました。
玄関から飛び出さないのえらいな…とか思って見ていました。
そのまま玄関を上がらせていただき、その場での面会。
「じゃあお問い合わせいただいた子連れてきますね」と言って連れてきてもらった…のですが、なんか写真のぽてっとしたイメージは特になく、意外とお顔スッキリな感じ。
旦那とちょっと「あれ?」ってなりつつ、渡してもらったおもちゃを振ってみたのですが、なぜか秒で2階に逃げて行っちゃって。
何回も連れ戻してくれたのですが、それでもすぐに逃げちゃう。
ブリーダーさんがここで「ちなみに三毛の子をお探しですか?」と聞いてきました。
「最初はそういうわけでもなかったのですが、唯一無二の柄っていいなって思って」と答えたら「他にも三毛の子いるので連れてきますね」と2匹の三毛の女の子を連れてきてくれました。
この2匹は逃げはせず、おもちゃで無邪気に遊んでくれました。
みんなそれぞれ、ちょっとずつ違う柄の入り方。
子猫がわちゃわちゃしている姿を見てかわいい~~となりながら、いろんなお話を聞き、そしてある程度時間がたったところで、「どうされます?」と聞かれ、お迎えする意思は100%あったものの、3匹の中から選ばなくてはならないという新たな難問が立ちはだかりました。
この中から選ぶの、みんなかわいくて超難しい………
この時もうーんうーんとめちゃめちゃに悩んでいる私を、ブリーダーさんは何も言わずただ優しく待っててくれました。
瀕死になりながら旦那にも「ねえ…どの子がいいかなあ…?」と聞いたりして。
テオくんはハチワレ+頭からしっぽにかけて背中側に柄が入っているのですが、ねこちゃんの靴下柄ってちょっと魅力的であこがれがありまして。
後から連れてきてもらった2匹の中から選んだ片方の子が、靴下柄だけど実は裏側は柄入ってない偽靴下柄なの、個性的でかわいくていいじゃんとなり、その子を選びました。
そう、この後から連れてきてもらった子がリタちゃんなのです。
最初はこの子ではない子が、我が家の2匹目のねこ、リタちゃんになるはずでした(名前は既に決まっていました)。
最初の子がすぐに逃げてしまうということは、そういう運命だったのかな?
この子を選んで本当に良かったと今は思っています。
ちなみに、逃げなかった2匹の性格を聞いたとき、リタちゃんは「甘えん坊で抱っこも大丈夫ですが、顔のお手入れが普通よりも苦手でとんでもなく暴れるので、そこは苦労するかもしれません」って言われました。マジで暴れる。
その後リビングに案内してもらって、契約書や注意事項、おもちゃやフードなどたくさん用意していただいたものの説明を受けました。
リビングにもね、年齢様々のノルちゃんがいっぱいるんですよ…
椅子に座ってたらめっちゃ寄ってきたり、テーブルのぼってきたりして超かわいかった……
連絡用にLINEを教えてもらい、持って行ったキャリーにリタちゃんを入れてもらい、駐車場までついてきてくださって「じゃあね、お別れだね。元気にね。幸せになるんだよ」って送り出してもらって。
さて、この小さな命を無事に家まで連れて行くぞと気合十分に帰路につきます。
ちなみに大変どうでもいい話なのですが、ブリーダーさんの家に着く前にトイレに行きたかったのに住宅街に入ってしまってコンビニも施設もなく、とんでもない尿意を我慢しながら玄関で面会をし、「玄関で面会ということはトイレ入れないのか…?」とギリギリの状態でしたが、この後リビングに入れてもらったときに思い切って聞いてトイレを貸してもらって、なんとか人権を保てたのでした。めでたしめでたし。
車の後ろの座席の真ん中にリタちゃんの入ったキャリーを乗せて車で走ります。
不安でいっぱいなのか、ピャーピャー鳴いていました。
ブリーダーさんに、「帰りに鳴くと思いますが、そしたらキャリーの網目から指をいれて撫でてあげてください」と言われていたので、「こわいよね、ごめんね、大丈夫だよ」って声かけながらちょこちょこ撫でていました。
気づけば途中で鳴き疲れたのかスヤスヤと寝てしまったので、逆に少し安心。
この日、ブリーダーさんとの約束の時間は15時。
ゆっくり見させていただいて、いろいろ手続きをして、帰路についたのは16時すぎでしょうか。
帰りも変わらずなぜか少し渋滞していて、家に着いたのは18時半くらい。
外も暗くなっていました。
さーて、ここから何も知らないテオくんとのご対面です。
家に着くと「おそかったじゃないか!ながいじかんどこにいってたんだ!」と言わんばかりにぷんすかしたテオくんがいました。
きっと私たちにはほかの知らない猫のニオイががいっぱいついていたことでしょう。
めちゃくちゃにおいをかがれました。
そして、しれっと荷物のようにリタちゃんの入ったキャリーを部屋に置きます。
「気づくかな~」と思って観察していると、途中でテオくんが「…?」となり、キャリーの周りをかぎながらうろうろ…
そしてリタちゃんに気づいた途端、少し離れて「シャーッ」と威嚇しました。
あ~やっぱり威嚇するのか~って感じで。
テオくん、突然物陰から人間が飛び出してきたときくらいしかシャーッてしないんですね。
1年で4回とか?それくらいでした。
なのでシャーッてしたことにちょっと感動しつつ、おどおどしつつ。
仲良くなれるかなあという不安と、やっぱりストレスだよね…という気持ちと。
リタちゃんを部屋に離して、少しお散歩させてからケージに移動させました。
その間もテオくんは離れたところからビビりながら様子見していました。
シャーッだけではなく、ウゥ~って唸ったりもしてて、テオくんが唸ってるところを見たことのない私たちはちょっとびっくり。
嫌なら近づかなきゃいいのに、自分からケージの近くに行ってシャーッてしてて、「なにしてんのw」ってちょっと笑ったりして。
本人はいたって真面目なんだろうけど…ごめんよw
結局、4日目くらいには威嚇しなくなり、気づいたころには威嚇しないどころかめちゃくちゃ仲良しになっていて、初めて一緒に寝てるところを見た時には声にならない声を上げながら写真をめっちゃ撮ったものです。
最初はテオくんから、そしてリタちゃんから、と寝てるところに寄り添って行くようになったのですが、一緒に過ごしているうちに、リタちゃんの自由すぎる行動が嫌になったのか、私にべったりすぎて私を取られたと思ったのか、リタちゃんが来るとテオくんが離れるようになってしまったため、この仲良しシーンは途中から見られなくなってしまいました。
めちゃくちゃ残念…………
結局遊び相手という理由でお迎えしたけれど、ゲーム中は各々好きなところで寝てることが多いです。
リタちゃんはだいたいリビングに、そしてリタちゃんが私にべったりなので、テオくんは旦那と一緒にいることが増えました。
たまに全力でおいかけっこしてるから遊び相手にはなってるっぽい?
ところでこのリタちゃんがすごいんですよ。
何がすごいって、人間が大好きすぎて。
ケージに近づいただけで爆音でゴロゴロ、手を出そうものならこれ以上ないくらいにスリスリがとまらず、常に人間にべったり。
お迎え翌日にはリビングで横になる私の上に登ってきて、当たり前のようにそこで寝ていました。
「膝の上に乗ってくる子」の条件を諦めてはいましたが、思いがけず叶ったような感じでした。
成長した今も元気でおてんば、甘えん坊なところも何も変わらずそのまま大きくなったという感じで、常に人間を追いかけているようなかわいい子です。
ちょこちょこ体調やらなんやらで病院行くけど、今日も彼女は元気です。
/こんなにふかふか美人になりました\
秘話っていうほどの秘話はなかったかもしれないけど、リタちゃんのお迎え話はこんなところ。
すごいね、出会いとお迎えまとめたから7,000字だって。
ここまでもし読んでくれた方がいたら、とってもすごい、とっても感謝!!
誤字脱字、質問や感想等、お待ちしていますので、どんどん送ってもらえると励みになります。
世間はハロウィン、その次クリスマス、それが終わったらお正月の色になります。
1年って本当に早いね。
毎日を悔いなく、ねこちゃんを愛でながらこれからも生きていきましょうね。