もふもふのねこのようなもの

ノルウェージャン推し

そもそも猫を飼うきっかけ〜前編〜

「書きたいことはそこそこあるけれど、内容忘れないうちに更新したら書くことなくなりそうだし小出しにしてこ」

とか思っていたら、普通に書く時間が全然取れなくてこんなに間が空いてしまった。

 

どうも、飼い主です。

今更だけど、「そよぎ」とか「あかね」って呼んでください。

どちらももちろん偽名です。

 

前の記事で紹介したようにうちにはもふもふの猫が2匹います。

じゃあなんで猫を飼うことになったの?という話を今日はしていこうと思います。

 

そもそも、私もそうだけど、今猫と生活してる人ってどうして猫をお迎えしたんだろう。

・元から猫が好きで、ずっとお迎えするのが夢だった

捨て猫を拾った/親のいない迷子猫を保護した/野良猫を保護した

・ペットショップやネットで見てあまりのかわいさに一目惚れした

・物心ついた頃から猫と一緒に過ごす生活が当たり前だった

とかかな。

ちょっと気になるからTwitterでアンケート取ってみようかな。

きっとTwitterから来てる人が多いだろうけど、もしそれ以外から来た人がいたらワンクリックするだけだからぜひアンケート答えてみてね。

↓↓

 

さて本題。

我が家がなぜ猫を迎えることになったかというと、端的に言えば「旦那が猫が好きで飼いたいとずっと推していたから」と「友人が飼い始めてほだされたから」。

なんて書くと私がとても無責任に猫迎えたみたいに見えるだろうけど、めちゃくちゃいろいろなことを迎える前に調べまくったから、その辺は次回、テオくんをお迎えする話の時にでも。

 

結果的に猫を迎えることになって、しかも今は2匹いて、とても幸せな毎日を送っているわけだけど。

最初は私は猫を飼うのは反対だった。

理由は大きく分けて3つ。

①私の育ってきた環境

②今の家

③私の恐怖症

 

ここから①の話をするのに少し私の生い立ちについて書いて行くけど、ちゃんと関係のある話なのでできれば読んで欲しい。

書いてるうちにめちゃくちゃ長くなったので、先に癒しのもふもふを貼っておきます。

 

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/スヤピ~…\

 

 

私は福島県のとあるド田舎の町出身である。

夏の夜には網戸にカエルが張り付いてて、寝る時には少し離れた田んぼから聞こえてくるカエルの大合唱をBGMに寝る。

電車は1時間に1本(時間によっては2時間に1本)、終電は21時代、風がちょっとでも強く吹けば電車が止まる。

駅では切符を買って駅員さんに切符を切ってもらう、もしくは定期を見せて通る。

そんな町。

 

それはさておき、昔から私は動物が好きで、今まで犬、ハムスター、リス、うずら、金魚、その他と色々飼ってきたけど、猫を飼ったことは無かった。

ちなみに犬は外で飼うのが当たり前な地域。

一度母親に「猫飼ってみたいんだよね」って言ったことがある。

その時に母親から返ってきたのがこうだった。

 

「猫は家の中を土足で当たり前のように歩くから嫌」

 

その時、知り合いで猫を飼ってる人は1人だけ。

同級生で家も近かったことから、よくゲームをしに家に遊びに行っていた。

確かに友達の家では、猫が当たり前のように家の中と外を出入りしていた。

家の前の道路で猫が亡くなっていたこともあったらしい。

そもそも私の地域では野良猫があちこちにいたし、猫は外を歩いているのが当たり前だと思っていた。

そのため、完全室内飼いなんて全く考えたこともなかった。

きっとそれは母親も同じ。

そしてその言葉は私に強く刺さり、「猫はそういう生き物なんだ」と思い込んでしまった。

 

誰しも親に言われて忘れられない言葉ってあると思う。

「ご飯は一粒残さず食べなさい」とか、結構有名だと思う。

私も色々親に言われたけど、この言葉もかなりはっきりと覚えている一言で、それは大人になってもずっと残り続けていた。

よくよく考えれば、今の家の近くにはかなり車通りが多い道路があるから、そんな中離し飼いなんて恐ろしくてとてもじゃないけどできないわけだが。

しかし母の言葉を強く覚えている私は、そこに気づくのに時間がかかったのである。

 

ここからは②の話。

私は今、一軒家に住んでいる。

2020年の2月に引っ越してきた。

建売だけど、新築。

もちろんこの時は猫を飼う予定などさらさらなかった。

ただ元から猫が好きだった旦那はちょこちょこ「一軒家だし、これで猫飼えるね!」みたいなことを言っていて、本気にしてなかった私は「そうだね〜」と流す感じで返事していた。

日にちがある程度経ってもまだしつこく言ってくる旦那に、「いやでもせっかく新築に引っ越してきたんだし、床とか壁とか傷つくの嫌だから、せめてあと2年くらい経ってからにしよう」って話した。

この時もまだ飼う気はなかった。

「そんなの飼ってるうちに気にならなくなるよ〜」って言ってた旦那、大正解だよ(今そう)。

でもそのときは物を落として少し床が凹んだり、壁に傷がついただけですごくショックを受けていた。

そんな状況で「猫を飼う?信じられない」というのが本音だった。

 

ところでさっき話した友達の家、結構好き放題な感じで。

障子はボロボロだし、ちょっと汚い話だけど、障子にも布団にも畳にも猫のおしっこが染み付いていた。

つまりかなりのにおいがするのだ。

最初はそれがその友達の家のにおいだと認識していたけど、途中で違うことに気づいた。

でもまあ、今まで別に普通に遊んできたしなあと、今更そんな気にすることもなかった。

 

ただそれが、いざ自分の家だったらどうか。

知り合いが家に来て、「うわ、おしっこくさ」って思う家が自分の家って嫌じゃない?

そのせいかなぜか猫は粗相するイメージが自分の中で定着していて、そんな家に住みたくないって思っていた。

だから猫を迎えるのにとても抵抗があった。

 

そして最後に③の話。

「猫はよく吐く生き物」

これ、よく言われてるし実際そうだと思う。

うちの子たちは今の所、そこまでよく吐くって感じでは無いけど。

 

これの何が問題かというと。

私は""嘔吐恐怖症""なのである。

自分が吐くのがダメなタイプ、人が吐くのがダメなタイプ。

色々あるけど、私はどちらも無理なタイプ。

視覚情報はもちろんのこと、音だけでもかなり厳しい。

いざその場に出くわしたらパニックになってしまう。

だからめちゃくちゃ抵抗していた。

 

いざお迎えして、その場に出くわして、私が何もできなかったら?

パニックになって片付けもできなくて、猫たちに迷惑をかけたら?

それのせいでもし、猫をかわいいと思えなくなってしまったら?

そう思うと猫をお迎えしようとは思えなかった。

結果的に、猫の嘔吐は大丈夫だった。

自分の身に起きるわけではないこと、吐いたものがいつもあげているご飯のにおいしかしないこと、そもそも「大丈夫〜!?」と心配と母性が勝ってしまってそれどころじゃなかった。

※あまりに続くと多少気持ち悪くはなる。

 

そもそも今までも、全部親がいる環境で飼って来た経験しかない。

掃除とかは親がやってくれていたし、自分にそれら全てができるかと考えたときに、「どちらかといえば無理」と思っていた。

これらの事情があって、きっとなんやかんやお迎えすることはないだろうと思っていた。

 

そんな時。

リアルでも付き合いのある友人夫婦が急に猫を飼い始めた。

2020年5月末のことだった。

その時期、その友人夫婦と我が家は一緒に通話をしながらゲームをしていた。

通話先から聞こえてくるのだ。

いかにも猫と生活している声が。

「あっ、ちょっとそっち登っちゃダメ!」

「待って何してるの〜〜!!」と。

これらの声を聞いているうちに、なんだかちょっと、猫を飼いたくなってきた。

「猫に困らされるのも、なんか、いいじゃないか」なんて。

私は昔から、読んだ漫画や見たアニメにいろいろ影響されやすい人間ではあった。

でも別に流行りのものには興味があるタイプではなかったし、命のあるものに対してこういう風に軽率に思うのが、正直自分でも信じられなかった。

通話すればするほどその気持ちは次第に大きくなったが、今まであげた①②③の問題がその気持ちを抑制してくれていた。

 

でもなんかな、ちょっとな、気になっちゃうんだよな。

そんな気持ちで色々調べ始めた。

猫を飼うことのメリットデメリット、猫の種類、病気とか。

猫をお迎えするいろいろな方法とか。

まあ調べれば調べるほど、どんどん飼いたくなってくるけど、変な意地で「見てるだけならタダだから」とか言ったりして。

旦那には「時間の問題だな」とか言われたりして。

ほんとにな。

 

そしてついに、クリームタビー&ホワイトのふわふわの天使に出会ってしまうーーー

 

わけだけど、ここから先はまた次回。

とんでもない終わり方したけど、この先またテオくんのお迎え秘話も含めて話すと長くなるので。

 

めちゃくちゃ長くなったし、次の更新がいつかわからないけど、またぜひ、読んでくれると嬉しいです。

 

\…呼んだ?/

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顔が良すぎて困るなあ、おい